桑原動物病院

027-221-6696
〒371-0804 群馬県前橋市六供町1丁目8-3

うさぎの飼い主様へ

ご来院の際は、動物の安全と皆様の安心を守るため
待合マナーをお守りいただけますようお願いします
予防

うさぎはとてもデリケートでストレスに弱い動物です。
飼育環境等のささいな変化にも対応できず、時には命を落としてしまうことさえあります。
体調が悪くても症状を隠そうとしますので毎日の健康状態を見守ることが一番の予防です。

  • おしっこ・ふん
    血尿が出ていないか、下痢をしていないか、お尻が汚れていないか、注意して見てあげてください。
  • 目ヤニが出ていないか、腫れている様子がないか、痒がったりしている様子はないか、見てあげてください。
  • 鼻水が出ていないか、くしゃみをしている様子がないか、見てあげてください。
  • よだれが出ていないか、歯が伸び過ぎていないか、食べ物をかじる様子に異変がないか、見てあげてください。
  • ツヤはあるか、脱毛している箇所はないか、フケが出ていたり痒がっている箇所はないか、見てあげてください。
ノミ・マダニ予防もおすすめします
散歩をさせる子はもちろん、完全室内飼いの子でも、ノミ・マダニに感染する危険はあります。予防薬や予防時期についてなど、どうぞお気軽にご相談ください。
飼育環境

うさぎは温度変化に弱く、湿度が高い環境も苦手です。
直射日光が当たらず風通しの良い場所に専用のケージを置いてあげてください。
ケージから出す時はケガをしたりしないよう専用の室内サークルを用意した方が安全です。

  • 寝床
    ケージの中は常に清潔にし、チップや敷きワラで安心して眠れる環境をつくってあげてください。
  • トイレ
    専用の場所を用意し、市販のトイレの砂を入れてあげてください。
病気

うさぎには、犬や猫のような予防接種はありません。
かかりやすい病気について、その症状を知っておくと、
早期発見・早期治療ができるので安心です。

  • スナッフル
    くしゃみや鼻水の症状の総称です。細菌感染による副鼻腔炎や気管支炎などの呼吸器疾患にかかると見られる症状です。重症化すると肺炎を起こしたり、呼吸困難になることもあるので注意が必要です。
    症状: くしゃみ、透明な鼻水。進行すると呼吸のたびに鼻が詰まっているような音がします。
  • コクシジウム症
    原虫の感染によって起こる寄生虫疾患です。
    コクシジウムは主に腸に寄生することが多く、うさぎの糞を介して感染が広がります。
    症状: 下痢、食欲消失、体重減少 
  • 不正咬合
    歯の不正咬合はウサギに頻発する歯科疾患です。
    歯のかみあわせが悪いと、正常な歯が磨滅できず、歯が極度に伸びてしまいます。
    症状: 食欲低下、食べたそうだが食べられない、軟らかいものしか食べない、口をくちゃくちゃする  
  • 顎膿瘍
    歯の病気から炎症が上下の顎骨へと広がり、特に下顎、上顎、眼窩に膿瘍を形成します。
    症状: 顔面の腫れ、チーズ様の膿が皮膚の表面に出る、鼻汁、くしゃみ、鼻涙管障害、呼吸障害、眼球吐出などを伴い、慢性の経過を辿ることが多いです。
  • 毛球症
    うさぎは猫と同様によく毛づくろいをします。ある程度の被毛は便と一緒に排泄されます。しかし、食事バランスやストレスなどで胃腸の運動性が低下すると発症します。また、うさぎは嘔吐ができないため、重症化しやすいです。
    症状: 食欲低下、便の量が少なく、おおきさもバラバラ。便の粒と粒が毛で繋がっている、動きたがらない、おなかを床にすりつけるなどの腹痛を示す。
  • 尿石症
    うさぎは消化管からカルシウムをよく吸収し、過剰なカルシウムの大半を尿中に排泄します。カルシウム含有量の多い食事を続けると、尿にカルシウムの小さな結晶が過剰に含まれている状態(高カルシウム尿症)となります。膀胱や尿道、稀に腎臓にも結石が形成されます。
    症状: 元気・食欲の低下、尿が赤くなる、まったく尿が出ない、腹部の皮膚が尿でただれている。
  • 斜頚
    首が左右のどちらかに傾いてしまう症状であり、病名ではありません。斜頚の原因は、細菌性内耳炎(末梢性)やエンセファリトゾーン(中枢性)によるものが多いです。
    症状: 首の曲がり、目や頭の揺れ、繰り返し転倒する(ローリング)